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zoom RSS ひぐらしのなく頃に 祭 カケラ遊び 《クリア》

<<   作成日時 : 2010/09/06 00:00   >>

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☆ひぐらしのなく頃に カケラ遊び
※ネタバレあり

ひぐらしのなく頃に祭 カケラ遊び・アペンド版
アルケミスト
2007-12-20


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“ひぐらしのなく頃に 祭 カケラ遊び"
「記事にしてないけど実はとっくの昔にクリアしてたよウヘヘw」シリーズ第1弾です。通常版を持ってたのでアペンドディスクでクリアしました。



・澪尽し編
原作「祭囃し編」に変わり収録されている、PS2版オリジナルの終章「澪尽し編」。原作をほぼそのまま収録し尚且つオリジナルストーリーを追加収録している「祭」の中でも、異例の「差し替え」ストーリー。それが「澪尽し編」です。プレイ前は「祭囃し編」が無い事に、非常に不満を持っていたのですが、「澪尽し編」のプレイによって、そんな不満は何処かに消え去りました。原作「祭囃し編」よりむしろ、「澪尽し編」の方が良かったと強く感じたくらいです。

アレですね。原作の祭囃し編をクリアした際に感じた「消化不良な点(祭囃し世界における鉄平問題未解決など)を上手い具合に解決してくれていた」のが、非常に好印象だったんです。

いくつもの並行世界を渡り歩いてきたリカが、その手に幸せを掴む最後にして最高の世界。そんな幸せが具現する世界だからこそ、リカのみらず「部活メンバー全員が幸せになって欲しい」「幸せに生きる為の障害を全て乗り越えて欲しい」と常々思ってプレイしていたんですが、「祭囃し編」でその願いが叶うことはありませんでした。

例えば、サトコ。彼女が幸せな人生を送る為には、どうしても避けて通れない「鉄平という障害」がありますが、それが「祭囃し編」では、ほとんどスルーに近い形で話が終わってしまいました。「皆殺し編」の世界では、部活メンバーのみならず、雛見沢に生きる人全てが一致団結して解決した問題なのに、「祭囃し編」では未解決のまま放置されているわけです。いくら、鉄平帰還の可能性が低いとはいえ、「祟殺し編」「皆殺し編」と2つの章で大きなテーマとして扱われた問題に、主人公達が何の対処もしないまま大団円を迎えてしまうのが、非常に残念でした。

その点、「澪尽し編」は期待通りの内容です。
サトコの問題(鉄平)、レナの問題(父とリナ)、圭一の問題(モデルガン事件)など、部活メンバーが禍根なく幸せな人生を送る為に必須の問題を、「最後の世界の中で全て」解決してくれました。

運命の壁を突き破る圭一と、運命の牢獄を繰り返すリカ。2人の主人公が、力を合わせ各種問題に対処し、部活メンバー全員に自分の過去と向き合わせ、それを乗り越える手助けをしていく。しかも、過去の世界の記憶継承という「ループ物語ならではのアドバンテージ」をフル活用していくんです。

過去幾度と無く繰り返された惨劇をただ惨劇とするのでなく、より素晴らしい未来へ進む為の糧として活用していくその流れから、今までの世界での惨劇(物語)があったからこそ勝ち取ることが出来る最善の結果なんだなと、「澪尽し編」での部活メンバーの幸せを噛み締める事が出来たんです。最後の最後に報われる、素晴らしい構成でした。


もう1つ。
「澪尽し編」が最高だと感じた大きな理由として「圭一の活躍」が挙げられます。物語の始まりである「鬼隠し編」を始め数々の世界で主人公を務め、時には超常の力に庇護されたリカですら驚嘆する「奇跡」を起こしてきた圭一。“ひぐらしのなく頃に”の表の主人公ともいえる彼が、物語の幕を閉じる最後の世界で活躍してくれたのが嬉しかったんです。

「祭囃し編」では裏方というか、サブキャラの1人のような扱いだったのが残念だったんですよ。今までの世界で軸となってきた圭一が、奇跡の一つも起こさずに終わってしまったのが消化不良でした。運命の壁をブチ破ることの大切さを、裏の主人公といえるリカに教えた彼が、最後の最後で魅せ場なし。せっかく、カケラを集めたのに、ファインプレイー無しで幕引きでは、いまいち盛り上がりに欠けます。

その点、「澪尽し編」は最高でした。
「罪滅し編」同様、あるいはそれ以上の記憶継承に成功した圭一が、過去のどの世界よりも強く、頼り甲斐のある人物となり、積極的に問題解決の為に動き回り、奇跡を起こしていく流れに感動したんです。仲間たちの信頼を無条件に信じていく強い存在になった圭一に、疑問を感じたリカが、その疑問を素直にぶつけた時の展開が衝撃的でした。



圭一
「梨花ちゃんは、あの時言ってくれた。
『……圭一を、許しましょう。』って」
梨花
「け、圭一…………? ま、まさか……ッッ?!」
圭一
「……ありがとうな、梨花ちゃん。
そしてごめん、……思い出すのが遅くなって。
レナのあの姿を見るまで、ずっと忘れていた……」




誰よりも頼りにしていた羽入が居ない。100年以上ずっと一緒にいた存在が消えてしまい、不安で不安でたまらないリカを、記憶継承というこの上ない奇跡で救ってみせた圭一。過去の惨劇を乗り越えてきた彼だからこそ具現することの出来た奇跡は、説得力のある素晴らしいものであり、ループ物語というジャンルの醍醐味を味あわせてくれました。かつての「罪滅し編」のように。


このような、「圭一の奇跡」の中でも特に気に入ったものがあります。最後の戦いの最中、鷹野に拳銃を突きつけられ、あわや撃たれると思った瞬間に起きた奇跡です。



羽入
「答えてください。あなたは、ここで諦められるのですか?大切な友達を守れず、あなたを信じてくれた人たちにも答えられず、ここで死ぬのですか?」
圭一
「俺だって、こんなところで諦めたくない!みんなのことを守れずに死ぬなんて、真っ平ごめんだ!けどっ……身体が、動かないッ……!!」
羽入
「負けるな!立て!立ち上がれッ!そして運命が人の意思よりも脆くて儚いことを、この私に見せてみろぉぉおぉッッッ!!!」
圭一
「うおおぉぉぉおぉぉおぉ――――――――ッッッ!!」




「皆殺し編」。幸せな未来まで後一歩というところで、鷹野三四の銃弾によって前原圭一が倒れた世界。あの絶望の世界を思い出させるかのように、またもや鷹野に銃弾を撃たれた圭一ですが、「澪尽し編」では違います。「銃弾を避ける」のです。鷹野から放たれた銃弾6発は無論のこと、山狗隊員達による無数の弾丸を避け続けるんです。リカとサトコをかばいながら。さも当然のように。自らの想いの力を駆使して。

ありえない現実に驚愕する周囲の人間をよそに、不敵に笑いながらも、大切な人を守り抜く圭一が最高でした。かつての世界で、真っ先に脱落した彼が、羽入という超常の存在の力を借りながら、現実を塗り替えていくんです。数多の世界を繰り返し、全てのカケラを集めた世界だからからこそ具現し得る奇跡の力。まさに、ループ型の物語の真骨頂を観た気がします。




・不満点
とはいえ、何でもかんでも「澪尽し編」が良かったというわけではないんですけども。例えば、赤坂衛。「祭囃し編」ではヒーローさながらの活躍をみせた彼ですが、「澪尽し編」では控えめです。依然として出番は多く、また活躍自体は、かなりしているんですが、原作経験者からすると、「徹甲弾」の件が無かったのは残念を通り越して無念の域にまで達します。無数の世界でした後悔を、最後の世界での奇跡に繋いでいく、1番の適任者が、まさかの裏方に。

赤坂に限らず、「澪尽し編」は「大人の活躍が控えめにされている」のが難点ですね。入江も大石も富竹も葛西も。出番自体はあっても、演出や話の流れの関係上、どうしても地味にみえてしまいます。「子どものを活躍を派手にする」為の措置とはいえ、「祭囃し編」の「良かった部分」を削られたのでは、不満は当然出るものです。部活メンバーだけでなく、大人キャラが「祭囃し編」さながらの派手な活躍をしれくれていたら、より満足度の高い物語になっただろうと思います。もっとも、園崎茜をはじめとした園崎組が決起したりと、「澪尽し編」ならではの展開もあるのですが。

後はBGMですね。「澪尽し編」というよりも、「祭」そのものに言えることなんですが、原作に比べて音楽がパワーダウンし過ぎてるかな、と。「you」を筆頭に、「being」「彷徨いの言葉は天に導かれ」など、涙を流すこと必至の曲から、熱いテンションを上げる曲まで、全てがハイレベルに揃っていた原作PC版ですが、PS2版では、かなり残念なことになっています。「祭」オリジナルの曲も決して悪くないのですが、PC版を知っている人間からすれば、拍子抜けしてしまうのもまた事実。地味というか、心に響いて来ないというか。原曲をそのまま使ってくれていればと、悔やまずにはいられません。





・結び
漫画版の「祭囃し編」最新刊を読んで、思うところがあったので、「祭」の記事をまとめてみました。クリアしてから1年ぐらい経っていたので、記事をまとめるモチベーションが無かったのですが、期せずして漫画版に意欲促進された形です。

記事編集にあたり、久しぶりに「祭」をプレイしたわけですが、とても楽しめました。こうなってくると、DS版の“ひぐらし”も欲しくなってきます。「祭囃し編」と「澪尽し編」の両方が楽しめる上に、一部とはいえ「原作の曲」が収録されているとか。「being」を、ひぐらし史上最高の曲と崇め奉っている私としては、非常に惹かれる要素です。ついに、DS版を購入する日が来たのかもしれません。

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