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zoom RSS 影執事マルクの秘密

<<   作成日時 : 2010/06/15 00:36   >>

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☆影執事マルクの秘密
※ネタバレあり

影執事マルクの秘密 (富士見ファンタジア文庫)
富士見書房
手島 史詞


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“影執事マルクの秘密”
影執事マルクシリーズの7巻です。
今回はヴァレンシュタイン家家令であるドミニクさんにスポットを充てた物語。ふにゃっとした笑顔が特徴的な彼の謎に包まれた過去ついに明らかになりました。


・マルク
その人が幸せでいてくれたら、それだけでいい
それはとても美しい愛し方なのかもしれない
でも、私はエルミナに触れていたい


ペインやドミニクが選んだ「真に人を愛したなら、その人が幸せでいてくれたらそれで良いのではないか」という、ある種の真理に触れたマルクがどういった道を選ぶのか。先代の聖杯の姫に恋をしたペインとドミニクの生き様や想いを理解した上でなお、現在の聖杯の姫に恋するマルクがどういった道を歩むのか。気になって気になって仕方がありません大きな困難を伴うけどそれでも…困難があるからこそ傍にいて支えてあげたい。エルミナに対する、どこまでも真っ直ぐなマルクの気持ちに涙がぁぁぁ;

相手の気持ちこそ掴みかねているものの、お互い両想いで尚且つ本人達も自分自身の恋心を理解しているのに、くっつかないというか、歩み寄りかねているところに、ヤキモキしちゃう。でも、それこそがこの上なくラブコメなのでおもしろいぃぃ2人がくっつく日が待ち遠しいです


・エルミナ
前巻ラストのチューからモヤモヤした1ヶ月間を過ごしたエルミナ。
はじめは夢だと思っていたけど他の人の様子から現実だったと認識し、何度もマルクに事の真偽を確かめようとするも肝心な時には尻込みして聞けずじまい。何故か平気な様子(に見える)マルクとの微妙な距離感が良い感じですwマルクはマルクで抱き締めたい症候群に駆られてるのに執事が主を抱き締めるなんて論外と悩んでいますし、エルミナはエルミナでマルクと触れ合いたいのに、主なのに執事に頼ってもらいたいなんて可笑しいと悩んでます。それぞれが立つ立場ゆえの悩み。いつ見ても素晴らしい設定ですよこれ!王子と侍女とか…騎士と姫とか…貴族と平民…どれも最高なんですが



・カナメ
カナメ
「―それでも、私はおんしが好きじゃ。」


マルクが1番好きなのはエルミナ
そしてエルミナが恋しているのはマルク
つまり2人は恋仲でこそないものの両思い
にも関わらず自分はマルクが好きだと告げるカナメがもぅ…

気付いてくれないからあきらめるのではなく、想いを告げ、振り向いてもらうまで精一杯努力する。彼女なりの恋の在り方は素敵だけれど、とても、とても切ない……。いやだって、物語におけるメインヒロインの対抗馬となるサブヒロインの生き様そのものなんですもん…。絶対報われないですよねこのタイプのサブヒロイン……。カナメのような立ち位置のキャラが最終的に主人公とくっつく作品とか見たことないですし。ていうか、メインヒロインとの恋愛戦に勝利して主人公と結ばれるサブヒロインて世の中に存在するんでしょうか。常々疑問なんですよねこれ大口叩けるほど多くの作品を知ってるのかと言われると微妙なんですけどうーん気になる。shuffle!(アニメ版)とかはサブヒロインが勝利してましたが、原作じゃないif作品なので除外。ちゃんとした原作もので、話の流れからして明らかにサブヒロイン(物語中盤から登場する、長編には一切出ず短編でチョロっと顔出しするだけ、…etc)だと感じるキャラが主人公とくっつく作品……ないかなぁ。


・ドミニク
今回の主役は完全にドミニクさんでしたね
ふにゃっとした笑顔の最強の一般人。
その強さや生い立ちの秘密がギュっと詰め込まれた話でした。
決して全てを語らず、エルミナとエミリオに対して平等に接しているのは、真の主人であり最愛の人でもあるヴィオラに報いる為だったと。生まれた時から、ただひたすら暗殺者として過ごして来たドミニクが、はじめて「生きる」ことに興味を覚え、それを教えてくれた少女に恋をする……あーもう、切ない。最後に、ヴィオラからの手紙を読んでも尚ふにゃふにゃ笑ってる彼をペインが突き飛ばし、泣いていいと告げた後のドミニクの涙。十五年以上堰き止めてられていた人としての感情が発露するシーンは重たかった
さして似てるわけでもないんですが、なぜか“金糸雀が啼く夜 -薬屋探偵妖奇譚-”の過去エピを思い出しました。アレも切なかったなぁ;

最後の最後。
送れなかった恋文の破壊力は計り知れませんでした。
ドミニク君。君のことが、好きです。大好きです。本当に、大好きです。
ヴィオラからドミニクへのありったけの気持ちがこもった手紙。
あれ読んで泣くなという方が無理です。ヴィオラ…( ´;ω;`)


・結び
“覚醒”を読んだ後すぐに“秘密”を読んだので
リカルド父様のキャラにびっくり。
てっきり大好きな妻(ヴィオラ)以外は何も省みない、悪の権化というか、典型的な小物貴族をイメージしていたのですが、なんともまぁ、大物キャラの雰囲気を纏ってるじゃないですか。今巻の過去エピを読む限りでは、彼なりに聖杯の姫を愛していた好人物にみえるんですけど。前巻のエミリオ・エルミナの一件がなければ、普通に好きキャラになっていたかも。カナメ→マルクの告白チューからの失踪やリカルド父様の変貌(?)の謎が気になるので、はやく次巻が読みたい

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