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zoom RSS 影執事マルクの覚醒

<<   作成日時 : 2010/06/14 00:04   >>

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☆影執事マルク
※ネタバレあり

影執事マルクの覚醒 (富士見ファンタジア文庫)
富士見書房
手島 史詞


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“影執事マルクの覚醒”
マルクシリーズの6巻です。
カラーページのヴァレンシュタイン家執事大爆闘っぷりが衝撃的でしたが、ほぼ期待通りの内容でおもしろかった…!!!


・プロローグ
初っ端からマルクvsアイシャ
以前とは違い、お互いに譲れないものを懸けた雰囲気が秀逸
主を裏切ったのが、マルクだということだった。
この一文が一気にテンションを上げてくれました


・第一章
マルク
「あなたの着物姿を見られるのは、まだ先のようですね」
カナメ
「なんじゃ。見たかったのか?」
「少し待っておれ。下駄以外は揃っているのじゃ。着替えてくる」


マルクに女性としての興味を持ってもらえたのが嬉しくて、本来の用事を忘れ自室に凄い勢いで着替えに行くカナメの乙女っぷりが可愛い…!そしてオウマに、マルクとひい様は恋人なんだろ発言されて、過剰反応するのもずるい!なんて破壊力。なんて乙女w恐るべし水玉眉毛。

エルミナの身に何が起こっているのか。
空白の契約書とは一体何なのか。
様子のおかしいエルミナの身を案じ、執事として男として、彼女の力になる為に東奔西走するマルクGJ!!!エルミナの為なら、相性が極めて悪いアルバ(と、マルクは思っている)にも歩み寄る努力。良い感じです。でも、マルク&アルバは傍から見ていると普通にコンビにみえる!


・第二章
エルミナ
「私が、君に嘘をついているとしても?」
マルク
「嘘をついているとしてもです。私はあなたの隣にいます。あなたが望んでくれる限り」


うあ。
マルク、うあw
こんなこと言われたらエルミナ(エミリオ)は参っちゃうってー
嬉し過ぎて。
でも、正体を隠しているエミリオとしては非常に複雑…


・第三、四章
マルクが仕えるのはエルミナ
エルミナの笑顔の為なら何でも出来る
でも、今のエルミナはエルミナじゃなくエミリオ
体こそエルミナだけど中身は別人。
愛しいと思った人を傷つけられて黙ってはいられない。
だからマルクはエミリオと戦った……のですが、あえなく惨敗。
エルミナですら十二分の脅威なのに、アルス・マグナの本来の契約者であるエミリオには勝てる道理もなく…。一章序盤でマルクの様子がおかしかったのはこれが原因だったんですねー。記憶を打ち砕かれていたから。違和感があって当然だったと。

エルミナを取り戻す為、エミリオの味方をするアイシャとの戦闘。
エルミナだけでなくエミリオの事も大切に思っているアイシャからしたら、マルクのエルミナだと思ったから優しくしただなんて発言は、とてもじゃないけど看過できない。とはいえ、主人であり想い人であるエルミナが消えてしまうと考えているマルクからすれば、エミリオの味方をするアイシャの方が信じられない。エルミナに消えて欲しくない。両者とも思いの丈をぶつけあいますが、互いに信念を持って覚悟を決めているので、とてもなじゃないけど言葉だけじゃ引き下がれません。プロローグのマルクvsアイシャが本格的に開始…と思ったら、そこにカナメがやって来てマルクの味方に付き、続いてオウマがやって来てアイシャの味方に。マルク・カナメペアvsアイシャ・オウマペアです。つまりは、エルミナ派vsエミリオ派なわけですが、これは凄い展開!

オウマ
「あんたはエミリオさんを泣かせた。俺が戦う理由は、それで十分だ」


オウマーーー!?
なんか、凄いかっこいいこと言ってるーーーw
カナメは、けっこう状況に流されてる形での参戦ですが、オウマは彼なりの信念に基づいた上での行動なので、やたらかっこよくみえます。決意の有無って大事…。かくして味方同士で戦うという、バトル要素のある作品ではある種夢のような燃える展開が、綺麗な流れで勃発したわけですが、そう長いことは続きません。そんな彼らに業を煮やした(?)アーロンが2組の戦いを止めちゃいました。しかもアルバやエミリオまでも登場。エルミナの身に何が起きているのか。アルス・マグナとは何なのか。事態の核心にせまる謎が次々と明かされていきます。アルス・マグナは契約精霊だったとか。


・第五章、エピローグ
エミリオとの鬼ごっこ開始。
無事自分を捕まえたらエルミナに体を返すという彼女の言葉を信じ、ゲームを開始するマルク達。どちらか片方でなく両方を助けることが最善だという結論に達したマルク達は、エミリオと話をする為にも、鬼ごっこで彼女を捕まえることに全力を尽くします。一方エミリオは、ドミニクの教育によって、真実を思い出します。自分は妹であって姉ではない。にも関わらず、ずっと姉だと思っていた。その真実とは…?一章から分割されて描かれていたエルミナとエミリオの真実が明らかになった最後の流れは、非常にドキドキしました。
エルミナはエミリオこそが父に愛されていると思い、
エミリオはエルミナこそが父に愛されていると思っていた。
悲しいすれ違いから起きた最悪の悲劇の真相に涙が;
エルミナは事件があったから、人形になったのではなく、もとから人形のように扱われていたから、表情が消えてしまった、と…。重い……

最後は前巻ラストと上手い具合にリンクしていました。
夢の中(精神空間?)でのエルミナとエミリオとの対話。
マルクとのラブラブちゅー。
エミリオの真実を考えると、前巻だけでなく前々巻の謎(真相)まで一気に解けた感じですね。思わず、忘却を読み返してしまいました。

最後の最後。
……もしも私が恋をしたと言ったら、エミリオ、君はなんと言うだろうか
惜しいことにマルクには聞き取れていなかったようですが、完全にラブってるエルミナが可愛いー!!!マルク→エルミナだしエルミナ→マルクだしで、もうラブチュッチュ状態じゃないですか!?(ぇ
マルクの中にはまだカナメへの想いがあるみたいですけど、ゴールはかなり近いのでは。


・結び
今巻は時系列が前後していたり、エルミナ・エミリオの関連の描写があえて混同させて描かれているので終始混乱しながら読んでいたのですが、その分、最後に謎が解けた時はスッキリしました。影執事マルクシリ−ズ、おもしろさとは別に質の高さも実感出来る素敵な作品。今巻を読み終わった現在、自分の中に"波”が来てるので、この勢いで最新刊も読んじゃいます。

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