もきゅるの、胸を張る為に。

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zoom RSS 鋼殻のレギオス 15巻 ネクストブルーム

<<   作成日時 : 2010/05/07 00:01   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 0

☆鋼殻のレギオス
※ネタバレあり

鋼殻のレギオス15 ネクスト・ブルーム (富士見ファンタジア文庫)
富士見書房
2010-04-20
雨木 シュウスケ


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手に汗握る怒涛の展開が続いていた最近のレギオス
13巻ではリンテンスさんに阻まれ、
14巻では想い人であるリーリン本人に拒まれました…。
15巻は、そんな心身共に深く傷ついたレイフォンが、
ツェルニに戻り、無気力な毎日を送る話です。


・表紙
公式HPで事前に表紙の絵柄はチェック済みだったのですが、それでも店頭でみかけた時はテンションあがりましたねー!!!綺麗!!!美麗!!!豪華絢爛!!!センターに位置取るのは、次期天剣最有力候補クラリーベル!!!ツェルニ入学の為か新衣装に身を包んでいます!左手のポージングが可愛いですねークララ「これですか?オイッス!ですよ」という謎の台詞が脳内で再生されました。2回も。次はカリアン会長。眼鏡を外しながらの柔和な微笑!手袋を付けた手で片手を挙げる様はもはや貴公子。否、執事。会長は会長ではなく、秘書とか副社長みたいな指導者の右腕ポジションでも十分似合ってると思う!!!殿は、我らが主人公レイフォン・アルセイフ!原作小説しかり深遊さん版漫画しかり、最近、丸っこちぃ顔つきが目立っていたレイフォンですが、今回は綺麗な細面。シュっとしてます。シュッと。そして眼。憂いを帯びた流し目は反則!!!若干、口が開いてるのがレイフォンっぽい!!!戦闘時のシリアスモードと普段のボケーっとした状態。ギャップは非常に大切…!!!!!


・レイフォン
絶賛挫折中のレイフォン
グレンダンでの大事件から数ヶ月経った現在でも、リーリンとの別離を夢でみては跳ね起き、不意に思い出しては呆然とするその姿から、リーリンLOVEな気持ちが痛いほど伝わってくるので、すこぶる私の機嫌は良いです・:*:・ウフフフ(*´▼`*人)・:*:・

エドとのデート(!?)
メイシェンのバイト先でもある喫茶店で大盛り定食を満喫し、めでたく新居も探し当てます。広いだけがウリの超不人気物件です。なんでも、立地条件が悪い上に古いとか。でも、レイフォンぐらいの武芸者なら、学校から遠くても問題無いような。水鏡渡りとかでパパっと移動できちゃうのでは。疲れそうだけど。古いのは…あ、味があってよし?趣とかわびさびとかでアレでしょう←適当

サラミヤとの出会い。
次期生徒会長を目指す5年生。当選する為に東奔西走する彼女とのなにげない会話が、レイフォンの気持ちを揺り動かします。事情を知らないからこそ遠慮なくいえる言葉の数々に、レイフォン自身、思うところがあった模様。強力な意思力に弱いレイフォンなのです。

お引越し。
引越し作業のお手伝いに、小隊メンバー、3人娘が集結。各々、自分の持ち味を活かしてレイフォンのお手伝いです。そして、お疲れパーティ!遅れて参加したクララも加えて、ドンチャン騒ぎ!実際の描写はなく、サラっと書かれているだけなのでイメージし辛いのですが、漫画版やアニメ版のボケとツッコミを思い出し脳内保管です。原作小説は、ことギャグに関しては微妙過ぎますせっかくの広い部屋なのだから、練習器具を置いてはどうかと提案するクララ。練習器具はお値段が張ると難色を示すレイフォン。そこにクララが爆弾を全力投球。

クララ
「あら、だったらわたしも買うのを手伝いますからここを使わせて下さい」
女性陣
『なっ!』
クララ
「それでたまに手合わせをしていただけたら最上ですけどね。この辺りは人も少なそうですし、探せばそういうことができそうな場所もありそうです」
ニーナ
「なにを言ってるんだ、お前は」
クララ
「ん?なにがです?」
ニーナ
「さっきの言葉は、お前がここに頻繁に来るということだぞ」
クララ
「ええ、そういうことになりますけど。それがなにか?」
ニーナ
「いや、それがなにかではなくて、だな……その、男の部屋に女がそんな風に気軽に通うものはだな……」
クララ
「ああ、心配ありませんよ。わたしは、わたしを押し倒せる器量のある人が好みですから」
ニーナ
「む、ん、しかし……いや、そういうことなら、問題ない……のか?」



納得しかけるニーナと心の中で新たな恋敵に闘志を燃やすフェリw水面下での激しい死闘を他所に、レイフォンは練習器具を置く気はないことを告げます。残念がるクララ。ほっとするフェリ。肩を撫で下ろすメイシェン。そして、追加コンボを決めるクララ。

クララ
「それなら、わたしもここに部屋を借りようかしら。個人練習用の空間が欲しかったんですよね。改装してもらうのにどれぐらいかかるのかしら」


超積極的ーーーー!!!ΣΣ(((゚`Д´゚ノ)))ノ
レイフォン争奪戦の新規参加者は、他のヒロインをゴボウ抜きにするアクティブさです!女は度胸!その後はフェリ、ニーナ、メイシェンと、程度の差はあれ、続々と引越しを表明。しかも、メイシェンは極秘プロジェクト「お菓子屋さん」を発動です。これは、おもしろくなってきました…!!!ラブコメってる!!!ラブコメってるよとても!!!


フェリとカリアンの会話。
引越しを告げるフェリとレイフォン絡みだと即見抜くカリアン。引越しは認めるものの、しっかり釘を刺すことは忘れません。

カリアン
「あれだけの実力を持ちながら、しかし彼には確固たる戦う理由がない。自らがそうすべきという理由を他者に預けてきた。」


強力な意志…
確固たる行動理念…
譲れない想い…
それがレイフォンには無い。
カリアンが指摘するレイフォン最大の欠点です…
世界屈指の実力者であるにも関わらず、本来あるべき、確固たる意思がないレイフォン…。天剣時代は、孤児院の皆の為という揺るがない行動理念がありましたが、闇賭博事件で都市外退去になって以降、その理念は霧散。ツェルニに入学することによって、あるいは新たな自分を見つけることが出来たかもしれないものの、会長に目をつけられ、またレイフォン自身の優しい性格もあり、戦いの道を進むことをよぎなくされます。そしてあれよあれよと事件に巻き込まれ、自分の中の判断軸を見つけることなく、ニーナの意思に引きづられ、現在に至ってしまったと…。うーん…レイフォンはレイフォンで悩み苦しみ抜いた上で立ち止まることなく行動していると思うので、会長さんが言うほど悪いとは思わないのですが(孤児院の皆だって大きな理由だよ!トビエ、ラニエッタ、アンリ;)そうはいっても、自分だけの信念が無いという状態は由々しき問題………
何があっても貫きたい信念を見つけた時こそが、レイフォンの真骨頂を見られる瞬間なのでしょうか。

そんなレイフォンの迷いとは関係無く、事態は変化します。
シャーニッドの父エルラッドが、ディンの実父の依頼によって、廃人になってしまったディンを、救出にやってきたのです。想い人であるディンを連れていかれたくない、ダルシェナですが、エルラッドは凄腕の傭兵。小隊員とはいえ、学生のダルシェナでは、力押しをしたところで、まるで歯が立たない相手。かといって、理屈の面でディンを引き止める大義名分があるのかというと、何もありません。むしろ、学園都市であるツェルニでは無理でも、ディンの故郷である彩薬都市ならディンを快復させることが可能なので、エルラッドの方にこそ大義名分があります。そうでなくても、実の息子を両親が心配するのは当然なので、親からしてみれば、ツェルニに置いておく理由なんてありません。ディンがツェルニに居て得するのはダルシェナとシャーニッドくらいのもの。つまり、唯のわがまま。
…とはいえ、理屈で分かっていても心で納得出来ないダルシェナは、自分の知りうる限りの最強の武芸者であるレイフォンに助力を願い出ます。何が正しいのかはわからない。でも、連れていかれたくはない。だから力を貸して欲しい、と。後にシャーニッドが語ってくれますが、今のレイフォンにこの願いは、不味いですよね…。リーリンを連れて行かれたくない一心で戦って、色んな意味で失敗した後なんですから。そりゃ、自分とダルシェナを重ね合わせちゃいますって。断るわけが無いというか…。

かくして<ダルシェナ&レイフォン>VS<シャニーッド&エルラッド>の、不思議な混成チームでの戦いが勃発。ダルシェナはシャーニッドと。レイフォンはエルラッドとそれぞれ戦闘開始。凄腕の傭兵でキャリアも半端ないエルラッドですが、レイフォンにしてみれば、手強い相手くらいの認識。たとえ、天剣が無くても負けはしません。にもかかわらず、レイフォンは戦うことをためらいます。なぜなら、エルラッドに「確固たる戦う理由があるから」。実際に戦う前までは、覚悟が決まっていたレイフォンですが、戦いの最中の問答を通じて、相手が、自分が持っていない「確固たる戦う理由」があることに気づいてしまい、決心が揺らいでしまったのです。どうして、自分はこんなにも迷うのか。前に進みたい。前に。そう願うレイフォンの心中とは別に、またもや事態は変化します。シャーニッドが戦いを止めたのです。自分達(=シャーニッド、ダルシェナ)がエルラッドと戦う。自分達が勝ったら、ディンを置いていってもらい、負けたらエルラッドがディンを連れて行く邪魔をしない、と。結果はエルラッドの勝ち。歴戦のプロ相手では、シャーニッドとダルシェナといえど、勝てる道理はなかったようです。負けて、ディンを連れて行かれてしまったのに、どこか納得した様子のシャーニッドとダルシェナ。そんな2人を見て、なぜすっきりしているのか理解できないレイフォンは、またもや悩み始めます。自分は行動した。そして失敗した。にも関わらず、同じように行動→失敗をしたシャーニッドやダルシェナのように、事実を受け入れることが出来ない…なんでだろう。違いは、なんなんだろう…。

終わらない思考の渦に取り込まれてるレイフォンですが、自宅に戻るとフェリが居ました。どうやら渡すものがあった様子。トビエ、アニエッタ、アンリからの手紙です。その手紙をみた瞬間、レイフォンの心に激しい衝撃が襲いかかります。手紙の内容そのものは、読んでみないとわからない。でも、確かに、今、自分の中で激しく荒れ狂う何かがある。

レイフォン
「ちょっと、弱音、吐いても良いですか?」


やるべきこと。したいこと。書類管理庫の書類の束のように、山ほどある為すべきことの中で、レイフォンが1番始めにやらなければならないこと。それが“弱音を吐くこと”だったようです。辛かったこと。悔しかったこと。嬉しかったこと。恥ずかしかったこと。いつどこで、自分自身が何を感じ、何を思ったのか。それらを、他人に、洗いざらい話すことによって、自分自身の気持ちを整理する。常に1人で重荷を背負ってきたレイフォンが、自分1人では分からないことを、他の誰かの手を借りて理解する。何も知らないレイフォンにとって1番始めに為すべきこと。それが、“自分の気持ちを知ること”だったということでしょうか。

レイフォン関連の描写はここで終わりなわけですが、うん。
こんな展開見せられたら、
16巻以降のレイフォンが楽しみでたまらない…!!!!
ついにレイフォンが、自分だけの信念を見つける第一歩を進んだわけですよね!?
戦闘力だけでなく、強力な意志力までも手に入れちゃうわけですよね!?
16巻の発売はいつだーーー(`ε´)ぶーぶー


・リーリン
リーリン・ユートノール姫殿下
グレンダン三王家ユートノール性を名乗り、王位継承権第一位の座にまで登り詰めちゃいました。とりあえず、眼帯は似合ってないと思う…!せっかくの可愛い顔が台無し(∴`ω´)

今回、リーリンサイドは、大きな動きはありませんでした。
エルディン・リーヴェンなる新キャラと接点が出来たくらい…?
眼鏡をかけた気弱な青年ですが、次期王位継承者の護衛に選ばれてるわけですから、相当な実力者なんでしょうね。彼との交流を通じて、レイフォンのことを、無意識に思い出しては、比べてしまうリーリンを希望してます(*゚▽゚)ノ


・ニーナ
出番少な目?
と思いきや、最後の最後にツェルニやシュナイバルと、物語上、重要そうな会話をしていました。あとがきを読む限りでは、次回16巻で活躍しそうな様子です。電子精霊関係では、完全にニーナが主人公ですね。レイフォンは無所属。ニーナが電子精霊代表。リーリンはレジェンド代表。勝手にそう思ってます。いつか対立する日が来るんでしょうか。


・フェリ
レイフォン争奪戦では常にリーリンやニーナに頭3つくらい負けている印象ですが、15巻はまさかのフェリのターン。カリアンのアドバイスもあり、レイフォンの心の奥へと踏み込む事に見事成功しました。
レイフォンが心の底からの弱音を吐くなんて、今回が人生初ですよね?主人公の大成長の貴重な第一歩。そんな重大な出来事の相手役に見事選ばれるなんて、2人の距離感が一気に縮まるってことじゃないですかっ。フェリ…侮れません((((((ノ゚听)ノヌオォォォ


・クラリーベル
クララ!クララ!(o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o
フェリの大躍進、久々の登場のメイシェン。
ヒロイン関係が充実している15巻ですが、やはり1番はクララです…!!!
レイフォン×リーリンは譲れないけど、クララから眼が離せないのも事実…!( ̄∇ ̄)
もっと出番を…!!!

15巻読むまでは、クララがレイフォンを立ち直させる役を担うものだと思ってましたが、フェリが当選したので、その線は望み薄ですねー…。むしろ、ニーナと一緒に、ヴァティ・レン関係での出番が増えそう。狼面衆の存在を感知できるキャラって貴重なので、次回以降では、ニーナの補佐役をこなしていそうな…。戦闘はもちろん、日常生活でも積極的なヒロインとして、目立って欲しいのですけれど。

ていうか、ヴァティ・レン。
ドゥリンダナほどの大物を囮にしてこっそりツェルニに進入ですか。
やってくれます。
しかも、女生徒としてツェルニに入学…!?
ニーナ(メルニスク)やクララの反応を見る限りでは、相当な化け物ですよね……。廃貴族持ちのニーナや次期天剣級のクララが手も足も出せない程の実力……もしかしなくても、アルシェイラ女王級ですか( ̄□ ̄;)!!やばいよ。レイフォンのアパート、ものすごくやばい状況だよ!?


・カリアン
カリアン
「世界平和だ」


世界平和ーーー!
すんごい似合わないせりふなのに何故かとても似合ってる不思議w
レヴァンティンとの邂逅に思うところがあったらしく、グレンダン任せにせず、自分も世界の存続の為に動き出したカリアン元会長。傍らには、ハイアとミュンファの姿も…!

現段階では、勢力としてとても小さいのですが
ハルペーやレヴァンティンと真っ向から渡り合ったカリアン会長が指揮する組織…。何か、大きなことをしでかして
くれそうな気がしますっ。確固たる信念を見つけたレイフォンが、カリアン会長やハイアと手を組んだらおもしろそう
(*´∇`*)


・結び
15巻を実際に読むまでは、周りに何を言われてもろくな反応すら示さない、失意のどん底のレイフォンが、ダークでヘビーな毎日を送ってるものとばかり思っていましたが、案外、楽しそうに日常生活を送っているのが意外でした。部屋に友達呼んで、楽しそうに笑ってるとか、無気力どころか充実してるようにみえますw

第三部スタートの15巻。
箸休め的な展開と思いきや、波乱万丈な巻でした。
発売日にサクっと読んじゃったので、
次の巻がでるまで先は長そう……
ちょっと後悔(ノ_・。)

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